★地理学好き集まれ★

東雄地理学研究室では

 ①地図を用いた社会貢献

 ②地理的基礎学力の向上

 ③巡検(フィールドワーク)を通じた他地域の問題への関心

を目標に取り組んでいます。

本研究室は、基本的に様々な大学の地理学研究会等の教育機関の団体のバックアップとなり活動に参加しています。そして、本研究室が関係する各教育機関の地理学団体の活動や学術実績を紹介します。また、教育機関に「地理学関係の団体を設立したい」という要望にも応え最大限支援してまいります。

以上の活動を行い、本研究室は、地理学による社会貢献を推進し、より良い社会になるよう邁進してまいります。

注意:東雄地理学研究室は、独自のサイトやSNSは保持していません。基本的に、HM現代社会調査室と共同利用となります。

TOYU Geography Laboratory is working on the following goals:

① Contributing to society using maps

② Improving basic geographical academic ability

③ Fostering interest in issues in other regions through field trips

Our laboratory basically supports and participates in the activities of educational institutions such as geography research groups at various universities. We will also introduce the activities and academic achievements of geography groups at each educational institution that we are involved with. We will also provide maximum support to educational institutions that wish to "establish a geography-related group."

Through the above activities, our laboratory will promote social contribution through geography and strive to create a better society.

Attention: TOYU Geography Laboratory does not have its own website and social media accounts. Basically, we share these accounts with HM Modern Society Research Room.


★研究室情報★


★連携している地理学団体★

・東洋大学地理学研究会

2023年に設立された大学の地理学団体。


★学術実績★

・研究内容を一部紹介します。是非、ご覧ください。

【Safe Clothing of World 2050 project (SCW)~災害時における感染症下でも安全でエコな衣類を目指して~】

 21世紀の世界においてcovid-19が流行し、多くの命が奪われている。そのような状況の中で突然、災害が発生したとする。感染症下であっても災害で命を落とさないためにも人々はそれぞれの地域の避難所へと避難せざるを得ない。しかし、避難所は人々で溢れかえり「密」の状態が形成される。その中で、不特定多数の人々が咳やくしゃみをすることによって衣類に飛びつき不潔な状態となり感染リスクが増加する。衣類は災害によってインフラが停止したことで洗濯機の使用が困難である。そこで、筆者は、「Safe Clothing of World 2050 project(SCW)」を提案する。これは、大きく2つの施策があり、1つは、エコな感染症対策服のデザインであり、2つは海水を利用したウイルス殺菌である。この2つの施策を地域行政や世界全体を拠点に置く大企業とアプローチを行い、協力することで何十億人という単位で計画が進み、感染リスクを減らし、より多くの人々を救うことができると考えられる。

【強靭な住み続けられるまちづくりの在り方~オーバーツーリズム・公害・安全・バリアフリーの観点から~】

 2022 年 7 月、多摩市聖蹟桜ヶ丘地区の地理学巡検を行った。そこで、筆者は、聖蹟桜ヶ丘地区に居住する人々がオーバーツーリズム、公害、安全、バリアフリーの観点でそれぞれ支障となる問題点を見つけた。

 オーバーツーリズムについては、夜間の時間帯の観光客による聖蹟桜ヶ丘住宅地区の出入りによる居住者への住環境問題がある。対策として、観光客が住宅地に出入りする時間の制限を設けることである。

 公害については、住宅街の騒音も 1 つとして挙げられるが、聖蹟桜ヶ丘駅周辺のバスの騒音問題がある。対策として、ガソリンエンジンを用いたバスの運用である。

 安全については、高低差のある住宅街と住宅街を結ぶ階段のスロープから左側の段差のない部分から誤って滑り落ちる危険性の問題がある。対策として、階段の左側の部分に柵を設置することである。

 バリアフリーについては、聖蹟桜ヶ丘住宅地区内を回るコミュニティバスがないことによる商業施設へ移動する老年人口層への負担がある。対策として、周回ノンステップバスの運用である。

【コロナウイルス関連の報告 Okinawa and Tokyo Osaka etc. Comparative survey of the situation in the corona of a big city】

1、沖縄と東京大阪などの大都会との感染者数の差の原因(自然地理学的考察)

原因1 人口

原因2 地形

原因3 立地

2、差を埋めるために大都会が行っている解決策(人文地理学的考察)

沖縄に比べて東京、大阪などの大都市の新規感染者数の増減が大きすぎるということである。これを解決する策として、東京や大阪などの大都市を特定警戒都道府県に指定して、それ以外の県より行動を制限している。また東京では知事自ら都民にメッセージを呼び掛けたりして注意を促したりしている。課題解決のために首都圏に住んでいるわれわれも良識ある行動をしなければいけない。


★SNS★


★その他★


★お知らせ★

・HM現代社会調査室と共同利用のため、関係のない記事が表示されます。予めご了承ください。